ネットビジネスおかんのユイです!
ぼく、こたろ
MT4は世界中のトレーダーが使ってる「一番ポピュラー」なFXトレードツールです。
でも海外FXを知って間もない初心者さんなど、まだ利用したことがない人も多いと思います!
今回は、
- MT4とは?
- MT4のメリット7つ
- MT4のデメリット3つ
- MT5との違い
を、初心者さんが分かるように簡単に解説していきますね。
FXのMT4とは?簡単に解説
FXのMT4とは、ロシアのMetaQuotesSoftware社(メタクォーツ社)が開発した、「MetaTrader(メタトレーダー)」というプラットフォームの一つです。
MetaQuotesSoftware社(メタクォーツ社)は世界10カ国に支社があって、日本支社は東京都にあります。
いくつかあるシリーズの中でも、MetaTrader 4(メタトレーダー4)は2005年に発売されてから、わずか数年で世界中の金融機関・投資家のあいだで非常に人気になりました。
FXはもちろん、自動売買(EA)にも興味があるなら避けては通れないツールです。
なぜなら日本で主に販売されているサインツールや自動売買システムは、このMT4向けに作られていて、MT5では使えないからです。
(これは後述しますね^^)
FXで使うMT4のメリット
ではここから、FXで使うMT4の7つのメリットをご紹介します!
無料で高機能!こんなプラットフォームは他にない
MT4は「こんなプラットフォームは他にない!」というくらい『無料で高機能』なサービスです。
外国為替市場で取引サービスをするために開発された「統合ソフトウェア」で、必要となるほぼ全ての機能が含まれています。
↓これは、私が「TradeView」という海外FX業者でMT4をダウンロードしたときの初期画面です。
MT4は、一回ダウンロードしたのを使いまわすわけではなく、FX業者ごとにダウンロードするんですよ。
何社か口座を持ってたら、その数だけMT4もあるよ!
会社ごとにMT4をダウンロードしなきゃいけないの?
そうそう。使いまわしできないんだよね。慣れちゃうと別に悪いことはなくて、むしろ良いことがあるんだ!次で説明するね。
世界共通の為替分析ツールで回り道しない!
MT4は世界共通の為替分析ツールだから、回り道しないってことだね。
どういうこと?
海外FX業者の多くは「MT4」を使っているの。でもその反面、日本のFX業者は、会社が「独自に開発したFXツール」をそれぞれ提供しているんだ。
ふむふむ。
日本みたいに会社ごとにチャートツールが違うと、業者乗り換えとか、新規口座をつくったときに
「新しいチャートツール」をダウンロード→ツールに慣れる作業
が必要ってことなんだよ!
ずっと一つの業者を使うなら良いですが、FXに慣れてくると、手法やスプレッドの違いから「複数業者」を使うことが増えてきます。
(あと、教材によってはFX業者が指定されてることもあります)
新しい業者と取引するには「ツールのダウンロード」は絶対必要なんです!
MT4に慣れておけば、どこの業者を使うことになっても「勝手知ったるMT4!」なので、ノンストレスで取引を開始することができます^^
初期インジケーターが50種類以上
メリット3つ目は、初期インジケーターが50種類以上もあることです。
次の画像は、さっきの「TradeView」でMT4をダウンロードしたときに出てくるインジケーターをまとめたものです!
結構ありますよね!
ビギナー向けのスタンダードなもの(MACD・ストキャスティクスなど)から、もうちょっと踏み込んだもの(フィボナッチ分析など)、もっとマニアックなものまで、たくさんのツールが初期段階でそろってます。
それにMT4は使ってる人がすごく多いので、使い方が分からなくても「Google検索」すれば、いろんな人の記事ですぐに情報をつかむことが出来ます(・ω・)
カスタムインジケーターでアレンジも自由自在
メリット4つ目は、カスタムインジケーターを使ってアレンジが自由自在にできることです。
あんまり難しいプログラミングの技術がなくても開発できるので、いろんな人がインジケーターやら自動売買システムやらを無料で配布しています!
ちなみに、どんなカスタムインジケーターがあるか知りたい人は、下のMQL5というメタクォーツ社が運営している公式サイトを見てみるのもいいですよ。
なんと、数千種類の無料&有料カスタムインジケーターを選ぶことが可能です。
ちなみにMT4のチャート画面でもカスタムインジケーターは見れるんですよ。
ターミナル内の「ライブラリ」で、インストールできる一覧がでてきます↓
目当てのものがライブラリにあるなら、簡単にインストールできるから時短になりますね^^
自動売買(EA)ができる
メリット5つ目は、自動売買(EA)ができることです。
EAは、「Expert Adviser(エキスパートアドバイザー)」の略です。
自動売買(EA)をやりたい人は、MT4はマストで使うツールです!
難しいトレードをやったり、ずっとチャートに張り付いていなくても、システムが勝手にトレードしてくれるのがEAの良いところです。
「必ず稼げる」保証はありませんが、選ぶものさえ間違えなければ手堅く運用することが可能ですよ。
バックテストができる
メリット6つ目は、バックテストができることです。
あるトレード手法を始める前に、その手法が過去のチャートに対して「一定期間にどの程度のパフォーマンスが得られたか?」のシミュレーションをすることです。
ちょっと難しいですよね?
これを自動売買システムに当てはめて簡単に言うと、
過去の相場でEAを稼働させたら、利益が出たのかどうかを確かめる作業
と言えます!
バックテストは「手法の有効性」を確かめるために使うんですが、MT4の中に入ってる過去のチャートデータを使って、理想は10年間、最低1~2年のバックテストをします。
そうすることで、これから使おうとする自動売買ツールが、
- どれくらいの利益を出したのか
- どんなトレードスタイルなのか(スキャルピング型やデイトレード型など)
- 損切りのタイミング
- いつのタイミングでトレードしてるのか
などなど、いろんなことが分かるんです。
自動売買システムでは特にバックテストが必須なんですが、これは裁量トレードにも有効でもあります!
事前にバックテストすることで、自分の手法の傾向や有効性がわかるので、「自分のトレード手法」を確立する手助けになりますよ^^
スマホのアプリで利用可能
メリット7つ目は、スマホのアプリで利用可能なことです。
スマホ版のMT4でも、豊富なインジケーターや自由度の高いカスタマイズができます。
PCと変わらず細かい分析ができるので、スマホからFXを始めてPCに移行する人もいるくらいです。
おすすめは、MT4アプリをダウンロードしてから「新規口座」→「既存のアカウントにログイン」する方法です。
※デモ口座でもOKですよ。
実は、FX業者でスマホ版アプリを出してるところもあるんですが、
「使い勝手めっちゃ微妙なんですけどー!」
って口コミがちらほらあるので、スマホ版なら本家の「MT4アプリ」をダウンロードして使ったほうがいいみたいですね。
業者のスマホ版MT4はこれから改良されていくかもしれないので、今後に期待です!
FXのMT4にはデメリットもある
FXのMT4にはデメリットもあるので、3つご紹介します。
初期設定は日本時間の表示じゃない(解決法はカスタムインジケーター)
デメリット1つ目は、初期設定は日本時間の表示じゃないことです(解決法はカスタムインジケーター!後述します)。
- 3月~11月(夏時間)・・・マイナス6時間
- 11月~3月(冬時間)・・・マイナス7時間
MT4の表示時間は日本時間より遅れてるので、それぞれ6時間とか7時間を足すと日本時間になる、というわけです。
ただ、為替市場は
- 東京時間
- ロンドン時間
- ニューヨーク時間
と、大きく分けて3つの時間帯に分けられます。
MT4はその提供会社によって「0時」の基点が異なるケースがあります。
利用するFX業者の時間を確認してみてくださいね。
ただ、日本時間に直すのは「カスタムインジケーター」もあるので、それを使えば計算の心配をする必要はありません。
でも、でもですよ・・・
スマホ版「MT4」は、日本時間にする設定ができないので、脳内変換して下さいね!
パソコンの電源を切ると自動売買も強制終了(解決法はVPS)
デメリット2つ目は、パソコンの電源を切ると自動売買も強制終了してしまうことです(解決法はVPS!これも後述します)
MT4を使ってトレードする自動売買システムは、24時間動いてくれるというメリットがあります。
でもそれは、パソコンの電源をつけっぱなしにすることが条件です。
完全に「つけっぱなし」にしないといけなくて、スリープもダメなのです!
仮にパソコンの電源をつけっぱなしにするとしたら、大体一ヶ月で2,000~2,500円がかかるみたいですよ。
「そんなにお金かかるならやらない!」
と思われた方、ちょっと待ってくださいね!
実は、パソコンがオフの状態でも自動売買できる方法があるんです!
その方法とは、
「VPSサービス」を利用することです!
VPSというのはレンタルサーバーの一つで、イメージとしては、サーバー上にもう一つのPC(パソコン)を持ってる感じです。
サーバーのPC(VPS)が24時間稼働してくれるので、自分のパソコンの電源を落としても平気なんです^^
もし外出先で「自動売買を一時的に止めたい」と思ったときにも、、スマホで遠隔操作によってオン・オフの切り替えができたりします。
VPSの料金については例えば、有名どころの「お名前.com」を例にすると・・・
「最小スペック」の1年契約の場合、通常価格で月1,700円くらいです。
ひとつ上の「標準プラン」で1年契約だと、月1,800円くらいですね。
(キャンペーン中だともっと安いこともあります)
パソコンをつけっぱなしにするのが毎月2,000~2,500円かかりますので、それより安くすむということですね!
「とりあえず自動売買を一つだけやってみよう」ということでVPSを契約するなら、最初は一番安いプランでいいと思います。
自動売買(MT4)の数が増えてメモリ不足してきたら、グレードアップも簡単にできますしね!
(私も最初は一番安いプランからスタートしました)
私の場合、「VPSを使わない手はない!」と思ったんです!
何故ならウチのパソコンは、私が作業中に下の娘がちゃっかり電源ボタン押して、「強制シャットダウン」して泣いたことが何回もあったからです(:_;)
こんなふうに不慮の事故とか、「台風による停電でパソコンが使えない」ようなとき、絶対自宅のサーバーより業者のサーバーの方が強いです!
出先でオンオフも簡単なので旅行も安心して行けるし、安心感があります^^
Macユーザーにはやや使いにくい
デメリット3つ目は、Macユーザーにはやや使いにくいことです。
WindowsじゃなくてMacを使ってる人もいらっしゃると思います!
Macユーザーの方がMT4を使う方法としては、主に次の3つがあります。
- Mac対応のMT4を利用する
- MacにWindowsの環境をインストールする(難しい)
- VPSを使う
①に「Mac対応のMT4を利用する」とあるので、これで解決すると思いきや・・・
多くのFX会社のMT4は、Macに対応してないんです(>_<)
「Mac対応」のMT4をリリースしてる業者もあるんですが、口コミを調べると「不具合」が発生するなどして、ちょっと使いづらいみたいです。
②の「MacにWindowsの環境をインストールする」方法は、難しいので普通の人には無理かもしれません(;´・ω・)
MacにWindowsをインストールする方法としてはこちらのサイトが参考になりました(↓)
→【Catalina, BigSur対応】MacでWineを使って伺かを動かす。
正直私には難しくてよく分かりませんでした^^;
なのでApple系でMT4は向いてないのかなと思い、私は自宅にあるiPadにもMT4は入れていません。
こうして見ていくと消去法で最後に残ったのが、前述の自動売買システムでも出てきた③「VPSを使う」方法になります。
月々のランニングコストがかかりますが、VPSにはスマホでもパソコンでもアクセスできますし、パソコンのスペックが低くても問題ないというメリットがあります。
FXはMT4が主流!MT5との互換性はないので注意
FXを始めると「MT5」という名前を聞くかもしれませんが、日本では「MT4」が主流で、「MT5」との互換性はないので注意が必要です。
ただ、「MT5」は今後もFXを続けるなら知っておいて損はありません!
ここでは、
- 「MT5」とは何なのか?
- 「MT4」と「MT5」は何が違うのか?
をお話しします^^
MT5とは
MT5とは、2010年にリリースされたMT4の後継FXチャートツールです。
(MT4の提供開始が2005年なので、その5年後ですね)
MT5がリリースされてから10年たちますが、導入はまだまだ道なかば。
特に日本では全然進んでいなくて、海外で2016年頃から ”やっと” MT5の導入が始まってきた感じです。
MT4とMT5は名前が似てますが、まったく別物のツールなんですよ。
MT4とMT5の違いは言語(MQL4とMQL5)
MT4とMT5は構成されている言語が違っていて、MT4は「MQL4」、MT5は「MQL5」というプログラミング言語が使われています。
- MT4→MQL4
- MT5→MQL5
この「MQL」というのは、MetaTraderシリーズで使われている独自のプログラミング言語で、「Meta Quotes Language」の略称です。
このMT4とMT5は、言語が違うので、全く『互換性』がありません((+_+))
※MQL4からMQL5に変換する開発者向けのコンバーターはあります。
MQL4は比較的簡単なプログラミング知識(C言語)で開発できるのですが、MQL5はMQL4の拡張版言語(C++言語)を使用します。
なので、自動売買ツールやインジケーターの作成者としては、まずMQL4で基礎知識をつけてから、MQL5に取り掛かる流れが一般的みたいです。
必然的に、MQL5で開発するための難易度が上がってしまいますね。
あとMQL5は「日本語解説が少ない」という理由もあって、MT5のインジケーターや自動売買ツール(EA)の開発が、なかなか進んでいないんです。
ただ、MetaQuotesSoftware社(メタクォーツ社)はMQL5に力を入れていて、将来的な主力は間違いなくMQL5で構成された「MT5」です!
実際、メタクォーツ社の公式サイトから「MT4」のダウンロードはできなくなっているので、「MT5推し」の意気込みを感じます・・・!
確かにMT5は速度も速いですし(MT4の数倍~数十倍)、時間足もMT4より豊富、さらにEAのバックテストでは”複数の”通貨を同時にテストできるなど、メリットもたくさんあるんですよ。
日本で自動売買(EA)するなら今はMT4!
MT5にはメリットがありますが、日本で自動売買(EA)するなら今はMT4一択です。
世界的な流れは「MT5」に移行しつつありますが、日本ではまだまだ「MT4」が主流だからです。
なぜかというと、国内FX業者や日本人が利用しやすい海外FX業者で、MT5を取り扱っているところがほとんどないからです。
FX業者でMT5を提供してないなら、日本人向けに自動売買ツールを作っても売れないですよね。
自動売買を販売している有名サイトのゴゴジャンでも、MT4を使用した自動売買は3,307件ありますが、MT5の自動売買は23件しかありません。(2021年5月現在)
これから日本も少しずつMT5へ移行していくでしょうが、現時点ではMT4を使っておけば間違いないです。
でも、MT5は実際に触ってみると「あ、進化してるな」と思えるくらいビジュアル的にも洗練されているし使い勝手もわるくありません。
公式サイトや業者のホームページから簡単にダウンロードできるので、いじってみるのも楽しいかもしれませんよ^^
ということで、「いずれはMT5にするんだな」の気持ちでいましょう^^
まとめ
今回は、「FXのMT4とは?メリット・デメリットを簡単解説」というタイトルでお話ししてみました。
MT4って最初はとっつきにくいですよね。
私は最初、ハッキング的なウイルスなどがこわくてかなり緊張しました^^;
全然大丈夫でしたけどね。
MT4はいろいろなインジケータが使えますし、カスタマイズ自由な楽しいツールです。
FXをやるなら「避けては通れないプラットフォーム」とも言えますね。
高機能で使いやすい、世界中の人に愛されているツールだと思います^^
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