MT4の使い方を知ろう！初心者さんも3分でわかるよ

2021年9月19日2022年1月5日

ユイ

ネットビジネスおかんのユイです！

こたろ

ぼく、こたろ

「MT4をダウンロードしたけど、使い方がわからない・・・」

今回は、そんな方のためにMT4の基本の使い方をご説明します！

私が「最初はここだけ押さえれば十分」と思っている箇所をまとめました。

「使い方はもうわかってるよー」

という方は飛ばしてしまっても全然構いません^^

これからMT4を使うんだ！という方は読んでみてくださいね。

※ちなみに記事の中に出てくる「ツールバー」はこの部分（↓）のことで、よく使うのでぜひ覚えてくださいね^^

「スマホ」でMT4を使う方法を解説した記事もあります。

合わせてご覧くださいね。

MT4でチャートを表示する（気配値表示もしくは通貨ペアリスト）

チャートを表示するには、「気配値表示」もしくは「通貨ペアリスト」を使います。

もし画面にチャートが表示されていたら、いったん全部消して、まっさらな状態にしてください！

（右上のバツボタンで消せますよ。）

この状態から始めますね（↓）

ではチャートの表示方法なんですが、2つのパターンをご紹介します。

まずは左側の「気配値表示」に出ている通貨ペアを右クリックして、「チャート表示」をクリックします。

これでチャートが表示されます！

簡単ですよね^^

これが一つ目のやり方です。

もし「通貨ペアリスト」に載っていない通貨ペアを表示させたい場合は二つ目のやり方を使います。

まずツールバーの中にある「表示」→「通貨ペアリスト」を押します。

次に、通貨ペアを選んで「表示」→「閉じる」を押します。

これで「通貨ペアリスト」に先ほど選んだ通貨が新しく追加されます。

そうしたら、あとは一つ目のやり方の繰り返しなので、右クリック→「チャート表示」してください。

これでチャートが表示されます^^

MT4のグリッド線を消す

「グリッド線」というのは、チャートに表示されている格子模様のことです。

チャート上で「右クリック」→「グリッド」ボタンを押してください。

これで消えますよ^^

MT4でローソク足を表示する

ローソク足を表示する方法です。

MT4のチャートの形状は3種類（バーチャート・ローソク足・ラインチャート）あるんですが、基本はローソク足しか使いません。

（数ヶ月～数年を保有する長期トレードの人は、ラインチャートも使うみたいですけどね。でもその方たちもローソク足を使います）

デフォルトはバーチャートになっているので、真ん中の「ローソク足」をクリックしましょう。

ただ、このままだと全然ローソク足に見えませんよね。

なので、「ズームイン（拡大）」を何回かクリックしてください。

すると、ちゃんとローソク足になっているのが分かります！

MT4のチャートを「画像」として保存する

実はMT4には、チャートを「画像」として保存する機能があります。

「ファイル」→「画像として保存」を押すと、このような画面が出てきます。

保存したい形式を3つの中から選んでください。

そして、「画像をオンラインでMQL5チャートサービスにアップロードし、リンクを取得します。」のチェックボックスを外しましょう。

そのあと「OK」→好きな場所を指定して保存。

これでOKです！

ユイ

チェックマークを外さないとWEB上にアップされちゃうので、チェックを外してくださいね^^

MT4のインディケータを挿入する

MT4ではいろいろなインディケーターを挿入することができます。

たくさんの線が引いてあるチャートをご覧になったことがあるかもしれませんね！

あの線はインディケータというんです。

例えばツールバーの「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」→「OK」と押します。

これで「移動平均線」が表示されました。

今回は有名な「移動平均線」を出したのですが、ほかにもいろいろありますよ！

搭載されている有名なインディケータは次のようなものがあります。

Bollinger Band	ボリンジャーバンド
Envelopes	エンベロープ
Ichimoku Kinko Hyo	一目均衡表
Moving Average	移動平均線
Parabolic SAR	パラボリック
MACD	マックディー
Stochastic Oscillator	ストキャスティクス

これはほんの一部なのですが^^

MT4は有名どころからマイナーなものまで、本当にたくさんのインディケータが試せるんです。

MT4のチャートの色を変えてみる

MT4のチャートでは、ローソク足の色や背景などを好きなように変更することもできます！

ツールバーの「チャート」→「プロパティ」をおしてください。

ここで基本配色を変えたり、ローソク足を青とピンクにするなど、好きなようにカスタマイズできます。

私は基本的にデフォルトを使っていますが、色を変えると雰囲気がガラッと変わりますよね^^

MT4で定型チャートを保存する

「この設定を保存して、いつでも呼び出せるようにしたいなぁ！」など、自分のお気に入りのチャートがあったら『定型』として保存することができます。

ツールバーの「チャート」→「定型チャート」→「定型として保存」→「名前をつけて保存」

これで保存できます！

呼び出すときは逆の手順で、「チャート」→「定型チャート」の順に進むと自分で名前をつけたものが登録されているはずです。

通貨ペアリストから新しく表示したチャートだと、グリッド線の入った基本チャートになってしまうのですが、「定型」として登録してあれば一瞬で自分のチャートにすることができますよ。

最初のうちはまだ使わないかもしれませんが、こういうことができると知っておくと後々便利な機能になります^^

MT4のウインドウの表示を変える（整列・分割）

MT4のウインドウは、整列したり分割したり、表示を変えることができます。

例えばこのようにバラバラな4つのチャート画面があったとします。

この「ウインドウの整列ボタン」をクリックすると・・・

一瞬できれいな分割表示ができます！

また、ツールバーの「ウインドウ」からだと、もっとたくさんの表示方法が選べますよ。

（ウィンドウの整列、重ねて表示、水平分割、垂直分割）

大きな画面で一つの通貨ペアだけ見たいときは、右上の□（四角）マークの「最大化」を押せばOKです^^

MT4の注文方法！初心者さんも簡単

MT4で注文するのは、チャートの左上の「▼」ボタンを押すのが「成行注文」には1番簡単な方法です！

成行注文・・・現在のレートでエントリー
指値注文・・・指定したレートまで上がったor下がったら自動でエントリー

注文方法は、ロットを設定してから「SELL」か「BUY」を押すだけです^^

とりあえず「ここで入りたい！」と思ったときにパッと入ることができるのでおすすめです！

最初は成行とか指値って言われてもよく分かりませんしね^^;

なので「感覚的」に入れる方がやりやすい部分はあります。

ちなみに、SELLとBUYで微妙に価格が違うのが分かりますか？

SELL	0.85388
BUY	0.85435
SELLとBUYの差額	0.00047

この「SELLとBUYの差額」が『スプレッド』になります。

（FX会社に支払う手数料です。上記の例だと日本円で4円強ですね）

もし両者が全く同じ金額だったら、買った通貨をすぐに売ったところで利益も損失も出ません。

でも実際には「スプレッド」という手数料があるので、差額分を損することがあるわけです。

その分利益が減りますので、スプレッド分も利益として考慮する必要がありますね。

このスプレッドはドル円などの有名通貨ペアは狭い傾向なのですが、マイナーペアになるほどスプレッドが広くなるので注意してくださいね！

そしてスプレッドはFX会社によって異なります。

FX会社を選ぶ際はスプレッドも気にするといいですよ^^

ちょっと脱線しましたね！

さて、「▼」ボタンから売りか買いかの注文をしたら、下図のようにチャート上に注文内容が表示されます。

ダブルクリックすることで、ストップと利確を変更したり注文を取り消すこともできますよ。

そして他の正攻法のやり方としては、「新規注文」を押して入力する方法ですね。

「新規注文」か「F9」ボタンを押すことで、次のような画面が出現します！

書かれている項目を上から順番にご説明しますね。

通貨ペア	注文したい通貨ペア
数量	1.00lotは基本的には10万通貨になります
決済逆指値（S/L）	ストップ(損切)の注文です。損切したい価格を入力すると、その金額に達したときに自動的に損切の決済がされます。
決済指値（T/P）	利益確定(利確)の注文です。利確したい価格を入力すると、その金額に達したときに自動的に利確の決済がされます。
コメント	使ったことがありませんが、ポジションごとにコメントを残せます。
注文種別	ここでは指値注文が選択されていますが、成行注文もすることができます。
Buy Limit	入力した価格に到達したら自動で買い注文（現在より低い価格を入力します。逆張り）
Sell Limit	入力した価格に到達したら自動で売り注文（現在より高い価格を入力します。逆張り）
Buy Stop	入力した価格に到達したら自動で買い注文（現在より高い価格を入力します。順張り）
Sell Stop	入力した価格に到達したら自動で売り注文（現在より低い価格を入力します。順張り）
発注	押すと注文が完了します。
有効期限	期限内に「指値」がつかなかった場合に自動で発注キャンセルできる機能です。あまり使うことはないと思います。

だいたいわかると思うのですが、「注文種別（Buy Limitなど）」は初心者さんにはちょっと分かりにくいかもしれません！

でも、図で見るとかなりイメージしやすくなると思います^^

「Limit」と「Stop」は下記の記事で詳しく解説しているので、良ければご覧ください。

あと、注文は「一旦送信したら変えられない」なんて事はないので、とりあえず簡単に入力して注文しちゃってもいいと思います。

※通貨ペア・数量・売りor買いの変更はできないので間違えないようにしてくださいね。

私は最初にご紹介した「▼」ボタンから注文することも結構多いです。

すぐに入りたいときにとりあえず成行でパパッとエントリーして、あとで利確・損切りを時間をかけて考えるという感じです^^

パソコンでの注文方法を詳しくまとめた記事もあります！

MT4の自動スクロールのオンオフ～この使い方を覚えると便利！

自動スクロールのオンオフははじめての方だと「なんぞや？」だと思いますが、この使い方を覚えると非常に便利ですよ^^

実は、為替は常にリアルタイムで動いているので、最初の設定だと価格が動くたびにすぐに「トップページ」に切り替わるようになっているんです。

なので過去チャートをゆっくり見たいときは「自動スクロール」をオフにしてください。

そうすれば「ヒュンッ！」と戻らなくなります。

私はこれをトレードを始めて数ヶ月後に知りました。

毎回毎回、「ヒュンッ」と戻る前に急いで過去チャートを見に行っていた苦労を思い出すと、笑えてきます。

もっと早く知りたかった機能です^^;！

MT4の十字カーソルといろいろなライン

十字カーソルと各種のいろいろなラインはかなりお世話になると思います！

まずは十字カーソルですね。

クリックしてチャート上で「左クリック」をしながらグイ～っと引っ張ってみると、3つの数字が出てきます。

左から「ローソク足の本数／PIPS数／終点の価格」になります。

真ん中のPIPS数は「10」で割ってくださいね。

（この画像だと「71」と表示されているので「7.1PIPS」ということになります）

ほかにも、垂直線・水平線・トレンドライン・平行チャネル・フィボナッチトレースメントなんかがあります。

チャートに全部表示させてみるとこんな感じです！

ちょっと見づらかったらすみません・・・

赤い縦線	垂直線
赤い横線	水平線
画面左上の斜めの線	トレンドライン
青い2本の線	並行チャネル
たくさんの黄色い線	フィボナッチ・リトレースメント

ここでは名称だけ知っておいていただければと思います^^

引くのは簡単ですし、線を移動したり、幅を広くするのも容易にできます。

そして、どの線も「これだ！」という決まった引き方はありません。

実際のトレードでは『主観的に』引く線ばかりなので、自分がどのように線を引くかでその後の戦略が変わってきます。

MT4の時間足を変える

MT4でものすごくよく使うのは、この「時間足」ボタンですね！

それぞれの表示の意味と呼び方は次のようになっていますよ。

M1	1分足
M5	5分足
M15	15分足
M30	30分足
H1	1時間足
H4	4時間足
D1	1日（日足）
W1	1週間（週足）
MN	1ヶ月（月足）

ワンクリックでいろいろな時間足が見れるようになっています。

同じ通貨ペアで複数のチャートを表示させながら、違う時間足を見ることもできますよ^^

MT4でポジションを確認する

ターミナル画面では保有しているポジションの状況が見れます。

ここもよく確認するところだと思います。

左から見ていきますね！

注文番号	注文はすべて8ケタくらいの番号でここに表示されます。
時間	注文した時間が出ます。MT4は海外の時間なので、日本時間とは6～7時間のズレがあります。
取引種別	そのポジションが「買い」なのか「売り」なのかが分かります。
数量	注文数がlotで表示されます。（基本は1lot＝10万通貨です）
通貨ペア	ポジションの通貨ペアです。
価格	そのポジションを持ったときの価格です。
決済逆指値（S/L）	ストップ（損切）の金額です。
決済指値（T/P）	リミット（利確）の金額です。
価格	ポジションを持ったときの価格から損益を加味した価格です。
手数料	取引手数料です。
スワップ	スワップポイントです。ポジションを翌日に持ち越したときに発生します。
損益	現在のポジションの損益価格です。